2006年11月03日

ラッシュライフ



 ラッシュライフ
 伊坂幸太郎
 新潮社 2002年7月
 文庫  2005年5月1日

 紹介文
 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。


 以前から目を付けていた作家、いつか読もうと思い続けていて・・・手にするのが遅いくらいかもしれない。

 どの著作から読もうか思案して選んだのが、この本でした。

 幾つもの生き様を描いて、人間そのものの曖昧さ(不確かさ)を主張してるのに、確固たる意思を語らせたり、と事件性そのものよりも、紹介文にあるとおり『機知に富む会話』の妙が面白い。

 普通の思考回路なら正しい事象を、会話で否定して見せたり、裏返したり・・・著者は頭のいい人なんだと思った。

 ただ終わり方にもう一工夫欲しいような気分、もっとインパクトが欲しい。

 次は『重力ピエロ』を読んでみよう。

posted by 雪になあれ at 02:03| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊坂幸太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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