2014年03月23日

永遠の0 映画と読書感想


映画を先に観て、続けて原作を読む

映画は原作に忠実に作られています

入念な取材を背景に、丹念に零戦操縦士宮部久蔵の人物像を浮かび上がらせる展開でした

小説としても映画としても、鑑賞する側に迫るモノがあって良かった


以下ネタバレです








孫に戦時中の祖父像を取材させる構成が良く、戦後に経過した時間を自然に体感できる

長い時間が宮部の気持ちを熟成させて、感動は何倍にも伝わりました

そんな演出の着想が心憎い

孫たちの母親が会った記憶のない父親の輪郭が徐々に形になり、父親に抱かれた真実を知ることになるくだりは胸に刺さる

 はっきりしない父親像は、実は妻と娘を何より優先させた軍隊生活を過ごす男だったことを知ることも

 そして、宮部の意思が通じた宮部の分身たちが宮部の家族を守る戦後がある

 エピローグに綴られた宮部の最期に繋げる構成は原作でしか書き残せない
 その魂が妻のもとに還ったとの暗示とも

 遠い時代の胸に迫る物語
 映画では真実が語られるくだりでは目頭が熱くなります





posted by 雪になあれ at 15:41| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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