小川洋子対話集
幻冬舎 2007年1月25日
まだ途中ですが、記憶があるうちに・・・
時間順に読もうなんて布団の中で考えてたのに、いざ電車で本を開くと何がどの順番なのか分からず、頭から順に読んでます。
ほんとにアホです。
今日は田辺聖子さんからジャクリーヌさんまで。
申し訳ないけど印象が薄い対談、小川洋子さんも大先輩に恐縮していたような感じ。
この対話が実は一番面白かった。
同世代の二人が徐々に高めあって話が発展していくというか、友達感覚で会話を楽しんでいる様子が読み取れて、読んでいてこちらが楽しくなった。
野球の話あたりは、ふたりの素が炸裂していた、大洋ホエールズや口をそろえてギャイアンツをこき下ろす件あたりは誰にも止められそうもない(大笑)。
そして小川洋子さんが日本プロ野球外国人列伝のような辞典を持っているというのも、何だか笑えた。
野球のお笑い話の後に続く『塔』の話では、一転違う興味が湧いていました。
ふたりとも『塔』が好きで、しかも小川洋子さんの小説には『塔』が登場したりする。
例えば、密やかな結晶・・・
自分は小川洋子さんが書く『塔』はアンネフランクが隠れ家から見ていた西教会の時計塔をイメージしてしまう。
この『塔』についての会話もオチがあったりして、ふたりが調子よく会話してる様子が伺えました。
途中にこんな会話もありました。
岸本さんに小川作品は場所のイメージが強く残ると指摘されて、『私の場合、まさに人間より先に場所なんですねー。』と・・・
(2003年11月8日東京大学山上会館大会議場:東大中文・現代台湾文学国際シンポジウム)
ここは一転、真面目な会話。
司会までついて互いの作品評などしています。
小川作品は台湾で4冊出版されているらしい、完璧な病室、冷めない紅茶、妊娠カレンダーともう一冊。
つまり初期の作品ですね、これは。
『海』をテーマにしたお互いの本についての会話の冒頭、小川洋子さんがこんなことを喋っていました。
『洋子という名は、おそらく太平洋のようにひろい心を持った子どもにという親の願いがこめられているのに、小さな川という姓の人と結婚してしまい・・・なかなか思惑どおりにいかない・・・』
ちなみに小川洋子さんの旧姓は『本郷』です。
妊娠カレンダーを書く動機を問われてこんな事を・・・
『女性の生き方というような抽象的なことではなく、・・・肉体が妊娠によってどう変化していくかの観察日記・・・』と、続けて『きわめて個人的な意味合い』としています。
アンネ・フランクと言葉 「本の話」2000年12月号
ここでの会話はもうひとつノリが良くない印象、かみ合っていない感じです。
ただ、小川洋子さんが持っているアンネの日記への気持ちや、アンネについて知りたい欲求を感じました。
とても読み易い、往復の通勤時間だけでほぼ半分読めた。
明日で読み終わりそうです、またまた読む本がなくなる事態・・・少しゆっくり読もうか。
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突然のコメント失礼します。
私は「稼ぐ方法どっとコム 」と言うサイトを運営しています。
そこでこちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
該当記事
http://blog.livedoor.jp/kasegu1121/archives/50954908.html
小川さんの趣味趣向がわかって、すごく興味深かったです。