2010年07月28日

文房具56話 串田孫一



 文房具56話
 串田孫一
 ちくま文庫

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 串田さんのような知性が身近な題材でエッセイを書くとどんな文章になるのか非常に興味があった。

 読んでみると、生涯書き続けてこられた著者らしい視点で、文房具との付き合いを紹介していました。

 1編が2,3ページとあって、正直続けて読むと疲れましたが、わずかな空き時間に読み続けられる本なので、そんな読み方がいいように感じました。

 書かれたのは1970年代頃らしく、時代を感じるような道具もあって、文房具の変遷もあわせて感じられます。

 自分にとって印象に残ったのは、やはり「書く」道具でした。
 鉛筆、万年筆、クレヨンといった類のモノ、短くなっていく鉛筆やクレヨンへの愛着を感じました。

 総じて文房具は、粗末に扱われがちで使い切ることなく「紛失」で姿を消す憂き目にあう代物ですが、串田さんの文章には「モノ」を大切にする思想があって、そこが心地よい。

 それと面白いと思ったのは、挿絵。
 表紙にも書かれてますが、題材ごとに表紙にあるような挿絵があって、いいアクセントになっています。



posted by 雪になあれ at 22:44| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

宮澤賢治に聞く 井上ひさし



 宮澤賢治に聞く
 井上ひさし
 文春文庫

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 サライ7月号の特集で「宮澤賢治を旅する」を読んで、宮澤賢治の作品を読みたくなり、サライで紹介されていた「宮澤賢治に聞く」をまず手に取りました。

 サライの特集は結構楽しんで読めて、賢治作品を久しぶりに読み直したくなりました。
 子供の頃に読んだ宮澤賢治の作品は、今から思うと難しかったと思います、ただ何とも言えない幻想的な印象を受けていました。

 恐らくテレビ番組化されていたり、アニメ映画になった作品を観てきたことも、その意識を作ったきっかけでもあるにちがいありません・・・

 特に印象的な作品は、「風の又三郎」。「銀河鉄道の夜」は正直よく分からなかった記憶があります。
 

 さて、この本ですが、面白い趣向に取り組んでいます。

 宮澤賢治への仮想インタビュー、井上さんがイメージしている賢治との会話、賢治ならこう考えこう応えるだろうというもの。

 それから、賢治に関する資料を紹介しながら、賢治の生涯をたどっています、文庫のため資料が小さいのがやや残念ですが、貴重なものが多数掲載されています。

 自分が一番面白かったのは、宮澤賢治作品と深く関わってきた各界の文化人らのエッセイ。
 第3章「イーハトーボさまざま」にまとめられています。
 宮澤賢治に魅せられた人々は、日本人にはたくさんいることでしょうし、これからも読み継がれていく貴重な作家です。


 ちょうど20年前、岩手県花巻を訪ねたことがある、6月だったと思う。

 花巻で宮澤賢治ゆかりの名所を訪ねた日は、良く晴れていた、遠野や花巻、盛岡などを訪ね歩く旅でした。

 山猫軒という名のレストランがあったことや綺麗な花時計が飾られていた記憶があります、それが全て賢治記念館にあったのかは記憶が曖昧ですが、もう一度行きたい。

 家業や父親との確執、宗教観や東京への憧れみたい部分については、今回の本を読むまではあまりよく知りませんでした。

 作家の背景を知るほどその作品を味わえる数少ない作家であると、これらの本に載っていて、改めて宮澤賢治を学んでから作品を読んでみたくなります。

 今年の夏は、旅行に行けるか微妙ですが、東北の夏に想いを巡らしながら過ごしたいと思う。



posted by 雪になあれ at 19:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮澤賢治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

海ほたる やや風 霞



 「海ほたる」から川崎方面を望む
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 「海ほたる」から木更津方面を望む
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 海の日
 
 今日は、得意のヨドバシアキバまで買い物に出掛けてきました。
 お昼に着いて食事をして買い物、目的はオフィス2010。
 ついでにiphoneの付属品などを求めて。

 14時過ぎに秋葉原から帰路につきましたが、海の日なので海を見ていきたくなって、レインボーブリッジからお台場、湾岸高速、東京アクアラインを走って「海ほたる」へ。

 今日は晴れ渡っていて、あまりの気温に少し水蒸気で霞んでいたのかもしれませんが、レインボーブリッジからの眺めは良かった。

 海ほたるではやや風が強く、神奈川県側、千葉県側ともに霞んでいました、やっぱり少しガスっていたようです。
 デッキには、晴れ渡った日の風景写真が展示してあって、富士山まで見えるようです。


 木更津からの帰り道は東金方面からの合流地点で渋滞、そうでした、九十九里からの海水浴帰りでしょうね。
 うっかりしてました、海の日だし当然海水浴ですね・・・

 浦安付近は夕方5時過ぎくらいだったので、まだディズニーリゾート渋滞はなく助かりました。

 それでも連休最終日とあって、首都高速は渋滞気味でした。
 のろのろ走る場面もありましたが、夏の日差しに照らされた都心を眺めながらのドライブになり、なかなか良かった。

 今日は、夏休み気分に浸れた時間を過ごせた気がして、リフレッシュできました。

 次は夏らしく、どこかで、花火とお祭りも味わいたい。


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 スカイツリー7月19日時点
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posted by 雪になあれ at 22:56| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅、行楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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