2007年06月27日

小川洋子ロングインタビュー



 今日は日があるうちに退社、それでもナンバーズを買える時間は過ぎてました、なんのこっちゃ!

 帰り道、大好きなベローチェで休息。
 時間を気にせずゆっくりできるとは、なんと贅沢、寛げる。

 意外と仕事帰りに、コーヒー飲んで帰る人が多いのに気づかされる、しかも少しパンを食べながら・・・

 みんな同じこと考えてるんですね。


 すっかり寛いで、さらにコクーンを散策、衣料品など見て回ると、もう夏物はバーゲンでした。

 もうこの業界では夏物の第一陣は終盤戦、本格的な夏を迎える7月は、夏物新作が並ぶのか・・・来月末には秋物かもしれない。

 終日暗くなるまで窓を背にしてデスクに向かってると、季節感も分からず時間だけ過ぎてしまうようで、もったいない。

 今日は少しゆっくりできたから、明日あさってと頑張って7月を迎えたい。

 今日は12時前に寝ることにしよう。


 野性時代・小川洋子特集
 インタビューでは『記憶』について、聞き手と語り合っています。
 
 読んでいると、印象に残る単語がいくつも登場してきます、『王国』やら『博物館』やら『収集』やら、と。

 小川洋子さんの言葉よりも聞き手の小川作品に対する分析の方が印象に残った、いいところ突いてました。

 それでも、聞き手の分析(突っ込み)に、懐の深さを見せる小川洋子さんに軍配か、誰も叶わないですね、やっぱり。

 幾ら読んでも考えても、小川作品を納得することは出来ないと思った、読む者が自分の感覚を信じていればいいのかもしれない、若しくは、信じるしかないのかもしれない。

posted by 雪になあれ at 23:12| 埼玉 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今さらですが・・・アンネの日記



 昨日の続き・・・

 枕元に置く7冊、万葉集の次にアンネの日記が挙げられている。
 今さら驚くわけでもないけど、小川洋子さんがこの本を持ち出すと慎んで読む羽目になる。

 案の定でした、こんな短い書評というか、気持ちを認めているだけなのに・・・まいった。

 まあ、自分が感想書いても仕方ない。
 引用しました、カドカワさん、大目に見てください。


 数え切れないくらい読み返した本、作家になりたいと願う私の、道しるべになってくれた本。

 もし、あの世で、自由に死者と会えるのなら、真っ先にアンネ・フランクを訪ね、お礼を言わなければならないだろう。
 付箋だらけになった『アンネの日記』を見せ、いかにこの本が深く私の人生に関わったか、語りたい。

 私は勝手に、自分がキティだと思いこんでいました。だからこれは全部、自分に出された手紙なのです。
 私はあなたが記した日記の一行一行に共感し、慰めの言葉を掛け、羨望の眼差しを向け、一緒に涙ぐんできました。

 明日になったら、1944年8月2日水曜日、の日記が記されているのではと期待し、最後のページをめくり、どんなに願ってもそれが叶わない夢だと思い知らされ、深いため息をついたこともあります。

 あなたが行ったこともない東洋の小さな国で生まれた子供が、『アンネの日記』に感銘を受け、自分も本を書いて生きてゆきたいと夢見て、それが実現したのです・・・。

 きっとアンネ・フランクに会えたら、興奮して一息に喋ってしまうだろう。
 あの世だから、たぶん、日本語とオランダ語でも、ちゃんと言葉は通じるはずだ。



 本文中、付箋だらけになった日記をアンネに見せるためには、『棺に本を入れてもらう必要がある』と括弧書きで注釈していました。
 不謹慎かもしれないが、小川洋子さんは当然そうしてくれるように、ご主人や長男の方に伝えているに違いない。

 どうあっても一番大切な本(思い出)、はずせない本。


 『死の床に就いた時、枕元に置く七冊』は、次のとおり。

 1 万葉集
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=03159996
   03159996.jpg

 2 アンネの日記
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31107496
   31107496.jpg

 3 中国行きのスロウ・ボード(村上春樹)
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19926348
   19926348.jpg

 4 西瓜糖の日々
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31145896
   31145896.jpg

 5 ダーシェンカ
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30482203

 6 サラサーテの盤
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31077178
   31077178.jpg

 7 富士日記
   http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19926349
   19926349.jpg


 やばい、こんな時間になってる・・・
 どうも早く寝ることができない性分、疲れもピークにきてるなあ、ヤバイっす。

posted by 雪になあれ at 00:57| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 小川洋子・アンネフランク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

死の床に就いた時、枕元に置く七冊



 野性時代vol.32の小川洋子特集で、編集側が小川洋子さんに出した課題なんでしょう。

 『死の床に就いた時、枕元に置く七冊
 何を言わせたかったんでしょうね、角川書店は。
 
 『万葉集』と『アンネの日記』には、特別な気持ちがあるのが分かりました。

 この万葉集の記事に興味深い話が出てきます。
 この本を買ったのは高校三年生の冬休みだそうで、高価な本だったのでアルバイトで稼いだお金を充てたとしています。

 そのアルバイトは、ホテルのレストランである、と。
 そうです、あの『シュガータイム』に繋がりました。

 シュガータイムに出てくる、レストランでアルバイトをする描写。
 ホテルの披露宴で余ったアイスクリームを食べるシーン・・・『ユダヤ人の死体の脂で作った石けん』を思い出す『わたし』がいました。

 小川洋子さんがもっとも気に入っている小説の冒頭に登場する、印象的なシーンです。

 『遠い死者の国から、言葉のエネルギーが送られてくるのを感じる。死者と対話している自分に気づく。ほどなく自分が行こうとしているのが、どれほど心豊かな場所であるか教えられ、安堵する。

 こんな短い文章にもらしさが出ていて、改めて感心させられる。

 大学時代に講義でグループ発表する時のメモの挿話などが書かれていました。

posted by 雪になあれ at 23:48| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | エッセイ−小川洋子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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